院長紹介と目指すもの
〜中国鍼が海を渡りここに極まる〜
中医師 院長 秋山 勇人 中国上海に5年間留学。 |
秋山鍼灸院。は
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中国での「鍼灸」とは、漢方薬と並ぶ二大治療法です。また、西洋医学と肩を並べる医療の主流であります。その為、扱う症状もたくさんのレパートリーがあるのです。当院では、中国医学鍼灸に加え、日本で習得した針灸治療のきめ細やかさをミックスし、一生懸命『真っ向』から治療に取り組んでおります。
できるだけ多くの患者さんの治療を通して、日々学び研鑽を積むことで、より良い治療技術の確立を目指しております。
センスが良いイコールお洒落でカッコいい、と思われる方が多いと思いますが、何も外見のことだけではないのです。実は、我々治療家にとってとても大切な事で、患者さんの見立て、ツボの選択、鍼の本数、鍼の深さ、刺激、どれをとってもセンスなのです。その最高のセンスで、患者さんの身体をイメージできた時、最高の治療ができるのです。
中国で数千年の病気との闘いを理論的にまとめたものです。宇宙の万物を『陰と陽』に大きく二つに分ける陰陽学説、『木、火、土、金、水、』の五つに分ける五行学説、身体を『気、血、精、津液』で理解する気血津液弁証、『肝、心、脾、肺、腎』に分けて考える五臓弁証、病状を『表裏、虚実、寒熱、陰陽』に分類する八綱弁証などをすべて駆使して治療に当たるものです。そして自然との関係を重視し、ヒトの持っている自然治癒力を最大限に引き出し、抵抗力を最大限に高め、全身の治療・予防をする身体に優しい治療法です。中医学は局所治療ではなく常に身体全体のバランスを考え治療していきます。そのため例えば、腰痛で来られた患者さんでも、その腰痛の原因が内臓の冷えであれば、その臓器を温め強くすることによって、腰痛を解消させていくような治療を、婦人科に問題があれば、婦人科の治療と言ったように対応します。