最近治療している顔面神経麻痺の患者さんは7人いらっしゃいます。
その中でも、発症11日目にいらっしゃった患者さんは10日間ほどで見違えるほど良くなり、
見た目にはもう分からないほどにまで回復しました。
それどころか治療している側の顔筋がリフトアップされ肌も綺麗になるので反対側も治療してほしいとおっしゃられるほどです。
この10日間の内、実質治療回数は5回です。
ちなみに私も一度この病気は体験しておりますが、その時も10日間で完治しております。
かたや長い方ではもう五年間も治療にいらっしゃっています。
この方は顔面神経麻痺の他にも頚椎症や眼精疲労などの体のケアを一緒にされているのですが、
顔面神経麻痺に対しての治療も依然行っております。
どうして、治療期間にこれほど差が出るのか。
それは発症してから治療開始までの期間が重要な鍵を握っていると断言していいと思います。
治療というのは、鍼灸のことですが、あえていうなら中国伝統医学鍼灸(中国鍼)のことです。
なぜなら、中国の鍼灸科では腰痛・肩こり・リウマチその次が顔面神経麻痺というくらい日常的に治療され経験も実績も豊富だからです。
くどいようですが、早期に治療を始めないと効果も意味も半減します。普通は発症したらまず病院に行かれる方が多いと思いますが、
病院と並行でも結構ですので、1日も早くお見えになられることを願っております。