秋山流「病気治療」

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メニエル

いきなり、視界がグルグルとまわる、

波に揺られている感覚、

それに伴う耳の閉塞感、耳鳴り、突発性難聴 

これがメニエルの代表的な症状ですが、メニエルと診断されて色々な治療を受けられてメニエルは治らないと思い込まれている方は少なくありません、

中には心療内科を勧められた方も何人かいらっしゃいました。

中医学では「めまい」のことを眩暈と言い、四種類に分けます。

1、 肝陽上亢(かんようじょうこう)による眩暈。ストレスが原因で頭痛、いらいら、不眠、多夢、ほてりなどの症状を伴う。

2、 痰濁による眩暈。頭が重くぼんやりする。食欲不振。四肢が重だるいなどの症状を伴います。

3、 気血両虚による眩暈。疲労感、動悸、息切れなどを伴う。疲れから起こる眩暈である。

4、 腎精不足による眩暈。耳鳴り、腰や膝がだるい、頭がボーッとする、全身虚脱感などを伴う。

中医学ではメニエルはこの「めまい」と同じ仲間に分類分けされ、説明されることが多いのですが、

その通りに治療をしてもあまり芳しい結果が得られないことがほとんどです。

なぜなら、メニエルの治療に来られる患者さんの多くは、頚椎症(首のこり、肩こり、後頭部の痛み)の症状がみられます。

と言うよりも頚椎症が原因となって首を通る自律神経を圧迫し、交感神経と副交感神経のバランスを崩し内耳の病変を起こしているからではないでしょうか。
それならば、この疾患は頚椎の治療をしなくてはいけませんよね。

実は頚椎症の中に、バレーリュー症状と言うのがあり頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、難聴、悪心、嘔吐、眼振、眼痛、霧視などの自律神経症状の目立つものとなっております。

私個人の見解では、メニエルと言われている方のほとんどがこの頚椎症の中のバレーリュー症状ではないかと思っています。

頚椎の治療を取り入れた結果、30人以上のメニエル患者のほぼ全員が2~5回の治療で症状改善しております。

もちろん、症状が良くなっても仕事で魂をつめたり

首に負担の掛かる動作を続けているとまたぶり返してしまいます。

それは頚椎が未だ本当に良くなってないからです。

鍼灸の治療を続けていくと頚椎の関節軟骨も徐々に再生していきます。これには大体2~3ヶ月必要です。


(2010/10/20)